筋トレにおいて、柔軟性はあまり重要視されない傾向があります。
トレーニングジムのストレッチエリアで入念にストレッチをしている人は少ないのではないでしょうか。
しかし、実は筋トレとストレッチは相乗効果を持っていると言われています。
この相乗効果を活かすことで、より効果的なトレーニングや、ケガ予防にもつながるのです。
本記事では、筋トレと柔軟性の関係について詳しく解説し、正しいストレッチ方法も紹介していきます。
筋トレ後のストレッチが柔軟性向上に効果的な理由
筋トレ後のストレッチが柔軟性向上に効果的と言われる理由は、以下のようなものがあります。
筋肉が温まっている状態は柔軟性向上に効果が期待できる
筋肉は温かい状態であると柔らかくなり、柔軟性が向上するとされています。
筋トレ後に行うストレッチは、筋肉が温まっている状態で行われるため柔軟性向上に効果的であると言えます。
筋トレによる筋肉の緊張を解放し、柔軟性向上につながる
筋トレを行うと、筋肉は収縮して緊張している状態になります。
この緊張を解放することで、筋肉の柔軟性を高めることができます。
筋トレ後に行うストレッチは筋肉の緊張を解放する効果があるため、柔軟性向上につながるとされています。
筋トレによる筋肉の疲労回復に効果的
筋トレを行うと、筋肉はダメージを受け、疲労している状態になります。
この疲労を回復させるためには、十分な休息と栄養補給が必要ですが、ストレッチも疲労回復に役立ちます。
筋トレ後に行うストレッチは、筋肉に酸素や栄養を供給して疲労回復を促す効果があるとされています。
以上のように、筋トレ後に行うストレッチは柔軟性向上に加えて筋肉の緊張を解放して疲労回復にも効果的です。
ただし、過剰なストレッチや無理なポーズを取ることは、逆効果になることもあるため、正しい方法で行うことが重要です。
また、筋肉痛の時に無理やりストレッチするとかえって痛みが長引く場合もあるので、ストレッチの際は時間をかけて痛みのある部分に力をかけすぎずに取り組みましょう。
筋肉痛の際の栄養補給についてはこちらの記事でも紹介していますのでぜひチェックしてみてくださいね。
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柔軟性を高めるために押さえておきたい注意点
暖かくなるまで軽い有酸素運動を行うこと
筋肉を温めることで怪我を予防し、柔軟性を高めるためには、筋肉を十分に温めることが大切です。
ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの軽い有酸素運動を行い、体温を上げてからストレッチを行うようにしましょう。
ストレッチを正しく行うこと
ストレッチを行うときには、筋肉を適度な力で引っ張るように伸ばすことが大切です。
無理な力で引っ張ると筋肉を傷める原因になるため、適度な力で行うようにしましょう。
呼吸に注意すること
ストレッチを行うときには、呼吸にも注意が必要です。
身体の硬くなった部分を伸ばすときに、柔軟性が足りないがために痛みを感じてついつい息を止めてしまったことはありませんか?
吸ってから息を止めずに、ゆっくりと吐きながら筋肉を伸ばすようにしましょう。
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筋トレとストレッチをバランスよく行うこと
筋トレとストレッチは、お互いに影響しあって身体の柔軟性を高めることができます。
筋肉を鍛えることで凝り固まった筋肉の硬さを改善することができ、ストレッチを行うことでは筋肉の柔軟性を向上させることができます。
筋トレとストレッチをバランスよく行うことで、効果的に柔軟性を向上させることができます。
この記事のまとめ
筋トレとストレッチを組み合わせることで、より効果的なトレーニングやケガ予防につながります。
ただし、ストレッチ方法には注意が必要であり、正しい方法で行うことが大切です。
筋トレと柔軟性の相乗効果を最大限に活かすためにも、正しいストレッチ方法を覚えて実践しましょう。
身体のメンテナンスには適切な栄養補給が欠かせません。
特に、ハードな筋トレをする人は筋肉を作るたんぱく質を日々の食事で十分に摂取する必要があります。
こちらの記事では筋トレする人におすすめな調理グッズについて解説していますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
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