「激しく運動した日から2日経って筋肉痛がきたけれど、これって年を取ったから?」
「子どもの頃はその日のうちに筋肉痛がきていたのに…」
運動をした日よりも後に筋肉痛がきた時に年齢を感じてしまうことありませんか?
しかし、筋肉痛が来るタイミングは一概に年齢だけが原因ではありません。
筋肉痛がくるタイミングは運動強度や筋肉の状態など様々な原因が関係します。
この記事では筋肉痛についておさらいしながら、年齢と筋肉痛の関係について解説します。
筋肉痛とは
筋肉痛は運動による刺激が原因で起こる炎症によって痛みが生じている状態を指します。
実は、筋肉痛になるメカニズムは現在も詳しく解明されていません。
一般的には運動や筋トレで傷ついた筋繊維を修復させる過程で筋肉痛になると考えらており、筋繊維を修復させる過程で、筋肉の周辺の神経が刺激される際に起こるため、 筋肉痛がある状態では、筋肉が炎症を起こしている状態であると言えます。
こちらの記事では、筋肉痛を和らげるためのポイントについて解説していますので、是非チェックしてみてくださいね!
年齢と筋肉痛がくるタイミングは関係があるの?
結論から言うと、筋肉痛が出てくるタイミングと年齢との関係は薄く、それよりも運動の強度やその人の持つ筋肉の特徴が関係しています。
それぞれ詳しく見ていきましょう!
運動の強度
行う運動の強さによって筋肉への刺激が異なり、運動強度が高いと筋肉への刺激も強いものになります。
そのため、ハードな運動をした日はその日のうちに筋肉痛が現れる場合があります。
また、強度の強すぎる運動は激しい筋肉痛だけでなく肉離れの原因にもなるのでウォーミングアップやクールダウンに取り組む必要があります。
筋肉痛の炎症を抑えるには抗酸化作用のある栄養を摂るのもおすすめです。
こちらの記事では抗酸化ビタミンの一つのビタミンEについて解説していますので是非チェックしてみてくださいね!
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筋肉の質
普段運動をしていない人は比較的に筋肉痛が早く現れやすい特徴があります。
運動習慣があまりない人の筋肉は細く弱いため、急にハードな運動をすると運動による刺激に耐えることができず、筋繊維の損傷が起こりやすくなるため、早く筋肉痛になる場合がありますよ!
普段から運動している人の筋肉は強度が高く、運動をしていない人の筋肉よりも刺激に耐えられるため、筋肉痛になりにくい場合があります。
この記事のまとめ
いかがでしたでしょうか?
最後にこの記事のおさらいです!
- 筋肉痛は運動による刺激が原因で起こる炎症によって痛みが生じている状態
- 筋肉痛になるメカニズムは現在も詳しく解明されていない
- 筋肉痛は筋繊維を修復させる過程で、筋肉の周辺の神経が刺激される際に起こる
- 筋肉痛が出てくるタイミングと年齢との関係は薄く、それよりも運動の強度やその人の持つ筋肉の特徴が関係している
- 行う運動の強さによって筋肉への刺激が異なり、運動強度が高いと筋肉への刺激も強いものになり、刺激が強ければ強いほど筋肉痛が早く現れる傾向がある
- 普段から運動している人の筋肉は強度が高く、運動をしていない人の筋肉よりも刺激に耐えられるため、筋肉痛になりにくい場合がある
年齢と筋肉痛になるタイミングは直接的な関係ではありませんが、若い時ほど筋肉を追い込込まなくなったり、ハードな運動をしなくなったりと運動の種類が変わったことで筋肉痛が現れることがなくなった可能性もあります。
身体の調子を整えながら、身体のコンディションに合った運動に取り組んで適度に筋肉に刺激を与えましょう!